総務省消防庁が11日に発表した速報値によると、全国で8/3から8/9の1週間に熱中症で救急搬送された人数が1万1219人に上り、うち死者は今年最多の32人だったことが分かりました。
35度以上の猛暑日となる地点が多く、全国的に厳しい暑さとなったためとみられています。
特に、7/27から8/2までの搬送者数は1万1995人で、2週連続で1万人を超えたのは2008年の調査開始以来初めてのことだそうです。
うち65歳以上の高齢者の方が全体の52.5%を占めているとのこと。
都道府県別で搬送者数が多かったのは、東京都の972人、大阪府の911人、愛知県の749人となっています。
消防庁では、小まめな水分補給や適切な冷房使用などの対策を取るように呼び掛けていますが、いずれにしてもこれまで大丈夫だったから、今年も大丈夫・・・とはならない、そうした油断が禁物です。
皆さん、くれぐれも外出時、室内時に限らず、ご注意をしてください。