ひろとBlog

電気料金値上げを拒否

 昨日、来年度の予算を審議する区議会予算特別委員会が閉幕し、平成24年度予算は賛成多数で可決となりました。
 あとは定例会最終日、27日の本会議にて各会派より意見を陳述し、改めて議場で採決となります。

 さて東京電力の値上げに関する報道がされていますが、世田谷区は4月より電気料金の値上げを申し入れていた東京電力へ「契約期間中の値上げには応じることができない」と正式に保坂区長が拒否しました。
 財政支出としては約1500万円の抑制になるとのこと。

従来ならば契約期間中の値上げについては、利用者の了承が必要なのに、丁寧な説明がされておらず、さも値上げが当然との押し付けに応じることができないのは自然である。

 世田谷区は、今般区公共施設に供給する電力事業者(PPS)への競争入札で、東京ガスの子会社になるエネットに4月1日から供給をお願いすることになっています。
しかし、PPS事業者も需要が膨らみ過ぎて、供給体制が整っておらず、もし供給ができない状況に陥ったら東京電力からの供給に切り替える契約を結ばざるを得ないのが現状です。

将来的に世田谷区も六本木ヒルズのように東京電力に全く依存しない自家発電による地域エネルギーシステムを研究し、導入への検討を急がなければならない。

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