公明党世田谷区議団として、3月より始まる平成20年度予算委員会へ向けての政務調査活動の一環として、今月はそれぞれテーマ別に研修会やシンポジウムに積極的に参加をしていくことになりました。
そこで本日は、ワン・ワールド・フェスティバル/国際協力特別シンポジウム「環境を守るために」に参加してきました。同行は栗林区議と岡本区議です。会場は、大阪国際交流センター。
基調講演として、講師に椎名誠氏(作家)が招かれていました。
遊びを兼ねてとご本人は話されていましたが、世界のいろんな国を訪れており、その中でも都市部ではない、地方や奥地域、さらには民族部落などでの実体験に基づいた貴重なお話を伺うことができました。
日本はあらゆる面で世界で最も恵まれている国であり、その影響で地球上で起こっていることに無関心、無頓着であることが、非常に危険であり、極端な表現では疲弊しているとも断言されていました。
環境問題は、とても多面的であり、かつある意味では創造力であり、相対として考える相互理解をどう育んでいけるかが、重要であるとの認識をさせられる講演でした。
その後の、パネルディスカッションではよくわかならい環境に取り組んでいる企業の社長と、弁護士でNPO法人代表の女性とのやりとりは、椎名さんにとっては噛み合わない空間だったように思われます。
椎名氏の講演だけで十分な内容でした。
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