ひろとBlog

日々思うこと・その3

 「温かい人」になる「心の勉強を」

私の師匠でもあり、恩師でもあり、党の創立者の箴言です。

「自分は人より偉い」と思っている人間は、そう思っている分だけ、「マイナス人間」である。

ところが、社会的に地位のある人ほど、心の中でそう思っている人が多い。

多くの場合、医師は、患者よりも自分が偉いように錯覚する。

政治家も、国民よりも自分が偉いように錯覚する。

学者は、自分の専門のこと以外は、素人なのに、自分は他の人よりも偉いと錯覚する。

自分が食べるお米も作れないくせに、農家の人より自分が偉いように錯覚する。

そういう「人を見下す人」が高い地位にいるのでは、いつまでたっても、社会はよくならない。

人を差別するなら、何のための医学なのか。何のための政治なのか。法律のなのか。学問なのか。

ちょっとばかりの知識を鼻にかけて、人を見下すような人間をつくってしまったら、大失敗です。

「人の心を大切にする」人をつくるための勉強であり、学校です。

どこまでも大きく、優しいのか、底が知れないくらい深い愛情をもった人になってもらいたい。

勉強すればするほど、心が耕されて、そういう人間になっていくのが、本当の学問です。

勉強すればするほど、冷たい人間になるのでは、何も学んだことにならない。

私にとって大変に重要な言葉であり、生涯、忘れることなく、戒めていかなくてはと心に誓願した恩師の言葉です。

今の日本にとって、最も欠けている、そして最も人として大切な姿勢なのではないでしょうか。

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