早いもので、私の子ども3人(全員女の子)もあっという間に成長した。
実は明日は、私の46回目の誕生日。
そこで、思うことを一言。
長女は大学卒業後、早くも社会人として実家を出て自立へ、次女は現役女子大生、3女は中学2年生と・・・・。
そうしたなか最近ふっと子供へ何を伝えてきたのか、これから何を伝えるのかと考えることがある。
冷静に考えると子どもにとっては、親自らの全身で伝える何ものかが、子どもの心にかけがいのない人生の財産として残り、生きていく力となっていくのだろう。
特にお母さんの日々の行動すべてが、語部(かたりべ)といえるのだろう。
時代や環境がいかに変わろうとも、母親の豊かな心と知恵によって、子どもに大いなる夢と希望と勇気を与えていけることは変わりはない、そう確信する。
反対に、子ともに理想ばかり求めても、夫婦の仲が悪かったり、ケンカが絶えなかったり、何かあると愚痴をこぼしたり、他人の悪口を言う母親であっては、子どもは厳しく感じ取ってしまうものであろう。
そうして子ども自身が心を病んでしまったり、引きこもってしまったりするケースも多い。
親は子どもにとって一番身近な人生の先輩である。
平凡であってもいい、地味であってもいい、失敗もあってもいい。
しかし、人として虚栄ではない、真実の目標を見つめた自らの生き方の軌跡を、子どもに示していける親としての存在でありたいと思う。