21日かねてから参加したかった(社)日本建築学会:雨水利用システム規格小委員会主催によ
るシンポジウムにやっとスケジュールが合い、行ってきました。
国際シンポジウム「雨水利用建築の規格化とその効果」と題して、建築会館にて開催されました。
大変に示唆の富んだ内容が展開され、特に墨田区で有名な村瀬誠氏のお話を初めて伺うことが
できましたが、話の展開が早くて、あまり水循環の知識がない方であると全くついていけないで
しょう。
それぐらい、水循環や取り巻く環境に対する危機感をお持ちで、山積している課題をどう乗り越
えるかが頭を廻りまわっている感を受けました。
特に水循環法や雨水法などの法的整備の必要性を強く訴えておられたのが印象的でした。
また、ソウル大学教授のムーヨング・ハン氏が紹介してくれたソウル市の新しい雨水政策として、
「4alls for all」
すべての手段で、
すべての場所で、
すべての人々により、
すべての雨水が利用されるべきである。
この雨水マネジメントへの心意気に大変に感銘をしました。
また余談ですが、世田谷区の職員の方も数人参加されていました。さすがですね。