6月15日から始まる区議会第2回定例会前に、選挙後初めてとなる区議団での視察をスタートいたしました。
本日は、午後から横須賀市にある社会福祉法人心の会・特別養護老人ホーム「さくらの里 山科」へ。
同施設は、ペット(犬・猫)と一緒に入居できる国内でも珍しい施設で、「伴侶動物福祉」を重要な理念として掲げられ、介護状態になってもなるべく日常生活に制限がないよう暮らしていける環境づくりに取り組んでいて、その一環として犬や猫と共に暮らす体制に至ったとのことでした。
同施設は、4階建て、特別養護老人ホーム100名、ショートスティ20名ユニット型で、2階のみを伴侶動物と暮らすフロアとして展開されています。
具体的な方針としては、犬や猫と一緒の入居、ご高齢者が残された犬や猫の受け入れ、入居者が新たに犬や猫と一緒に暮らすことができるようになっています。
もちろん伴侶動物の管理については、施設側で概ね対応することになっていますが、入居者の方にとって動物と触れ合うことで穏やかな、癒される効果は絶大で病状の改善や重症化を防ぐ手立てとなっているとのことです。
伴侶動物は今後、第3の福祉分野として社会貢献へ役立つ時期にきているのかもしれません。